元ライダーでもないアナタが、どうしてBMX競技施設の「YBP」に関わったの?という話。
(YBPの上空から撮影したもの)
ライダーでもないアナタが、どうしてYBPに関わったの?について書いてみます。
このアナタというのは、他でもない、私のことでして、YBP PROJECTの打ち合わせの時、これに関しての質問、よく受けるんですよね。
佐藤さんって自転車(BMX)に乗られるんですか?元ライダーさんですか?
あるいは昔からの知人・友人によく聞かれることです。
佐藤さんも(トムも)BMXすんですか?あれ、トムって、自転車やってたっけ?
で、返答としては、、すみません。NOです。
元ライダーでもなければ、趣味としてのBMXもやってこなかった人間です。
YBPに関わって、BMXに乗って、今の僕は、こんなレベルっす。
プッシュっていうのがちょっと出来るくらい。初級中の初級です。まったく飛べませんし。
(でもBMXかなり楽しいっす。)
全くやってなかったのに関わってますと言うと、総じてびっくりされてしまいます。
前置きが長くなりましたが、今回は、元ライダーでもないアナタが、どうしてBMX競技施設の「YBP」に関わったのか。について。
それは、一言で、栗瀬裕太の考えていること。いわゆる「YBP」のビジョンにワクワクしたから。というのが、大きな理由(っていうとカッコ良いですよね)
カッコ良くいうと、それは確かにそうなんですけれども、
2013年の3月末、シクロチャンネルの継松彰宏(現YBP PROJECT理事)に連れられて、まだ完成前のYBPに行き、現地で栗瀬裕太にYBPのコースのプレゼンを受けて、圧倒されて、なんか良く分からないけれども手伝う って言っちゃったのがはじまりです。
だって、このとんでもないコースを造った本人が、とんでもないコースを目の前にして、前に進まずに困ってますって言うんですからね。(いや、ほぼ出来てるじゃないっすか。と。困ってないっしょ?。関わるまで、お恥ずかしいですがBMXレースという競技すら知りませんでした。なのでバカでかい凹凸のコース見て、いやいやこれ完成してるじゃないっすかと感じちゃったんですよね。)
で、栗瀬裕太は、いったい何に困っていたかというと、YBPの、BMX世界基準コースの完成に必要な「8mスタートヒル」が造成できない。でした。(世界基準コースなど、YBP、ってそもそも何よ!?についてはこちらに書きました http://www.2tomman.net/posts/2617321)
で、よくよく聞くと、なるほど。「8mスタートヒル」と、なかなか手強いことに困ってるんだな、と思うわけですけれども、
これを手伝うにあたって、スポーツは大好きですし、楽しい場所を創るってのも自分の夢の一つですし、とはいえこれはまた後日書きますけど、スポーツは好きでも、ビジネス観点では、ドライに、マイナースポーツはずっとマイナーのままっしょってどこかで思ってましたし、
..でも、眉間にシワを寄せながら、なんとかしたいです。って栗瀬裕太の熱にやられちゃったんですよね。
それが自転車とか、BMXであるとか、僕の中ではあんまり関係なくって、どんな夢を持てる、熱いプロジェクトかどうか、が、動いた理由、関わった理由っす。(また、キザなこと言ってますが、これは本音ですよ。)
2013年春の時点のYBPは、BMX世界基準コースの、土のコースの部分は、ほぼ一人でユンボと、スコップ使って、森を切り開いて(抜根して=根っこを取る作業して)完成している状態でした。
(YBPにて撮影。Googleのアプリを利用して撮りました)
でも、その「8mスタートヒル」に関しては、栗瀬自身の技術では建設が不可能な上、それを建設するための資金もない。その段階で、生活すらままらならない状況。
じゃ、何を手伝うかと言うと、その「8mスタートヒル」建設に向けて、何かできることを見つけようと動き出したのが「YBP」に関わった経緯です。
元ライダーでもないアナタが、どうしてBMX競技施設の「YBP」に関わったの?というのは、「YBP」の可能性をすごく感じましたし、栗瀬裕太の熱意にやられたわけですよね。それが関わった理由でした。
(追記)
この件については、取材いただいた記事もあるので合わせてリンクを貼っておきます。
「ロンドン五輪後のメダリストパレードでの感動をBMXでも再現したい」BMXレースコース運営 佐藤奨さん(前編) : スポーツメディア ギャザー
https://sjgather.com/magazine/201807181700/
YBP PROJECTのHISTORY映像もあるのでよろしければ!
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