YBPは、東京五輪の事前合宿の招致活動しますが、それは、どうして?

YBPのある山梨県北杜市(ほくとし)と一緒に、東京五輪時の海外選手の事前合宿(事前キャンプ)の招致活動をします。

(Photo by Motoyoshi Yamanaka @YBP)


もともとYBPという施設は、代表の栗瀬裕太が、日本代表の選手たちに、世界に繋がる環境を作りたいといって造成をスタートさせた施設です。

(YBPってそもそも何よ!? https://2tomman.themedia.jp/posts/2617321


そんなYBPが、YBPのある山梨県北杜市から打診を受け、東京五輪の事前合宿(事前キャンプ)候補地として手をあげることになり、手続きを経て、無事に公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から事前合宿候補地としてガイドに掲載されることになりました。

(東京2020事前キャンプガイドへのリンク https://goo.gl/xLomO4

東京2020事前キャンプガイドは、各競技の国際競技連盟の技術要件に基づいて、国内競技連盟がトレーニング環境として相応しいと確認、判断したもののみ厳選し、掲載されるという流れになっております。


そうした判断で、掲載されるに至ったわけですが、そもそもYBPって、日本代表の選手たちに造った施設なんじゃないの?と感じる方もいらっしゃると思います。


実は、YBP PROJECT自身も、打診を受けた段階で、そもそも日本代表選手のための施設なのに、どうして海外選手に貸すの?日本人選手が世界に近くなるため(勝つため)じゃないの?という問いがありました。


打診を頂いた当初、五輪に関われるからと言っても、条件反射的に「はい。やります」とは言えませんでした。


ですので、これからYBP PROJECTが事前合宿の招致活動にアクセルを踏むタイミングで、改めて、このどうして事前合宿の招致活動をするのか?というテーマに向き合い、どうしてYBP PROJECTは合宿の招致活動をするのかについて触れてみたいと思います。



まずは栗瀬裕太の動画


2020年の東京五輪事前合宿(事前キャンプ)候補地となり、栗瀬裕太から皆様へのメッセージ。(2017年4月に制作のMOVIE)

YBPが東京五輪の事前キャンプ候補地に決定!しかし、そもそもは日本トップ選手のために造った施設 http://www.info-ybp-project.com/posts/2216867



動画や記事でも触れさせていただきましたが、現段階でも、YBPは、日本代表がトレーニングを行う施設としてベストな環境かというと、まだまだ課題があるのが現状です。


そんな中で、YBPのある山梨県北杜市(ほくとし)から、東京五輪の事前合宿候補地として手を挙げてみないか?と打診を頂き、東京五輪の事前合宿候補地に決まった場合には、お世話になってる地域の皆様や、地域スポンサーへの貢献に繋がることも大きいと考えました。そして、決定した後には、市や県と密接に連携していくことで、YBPのさらなる施設充実に踏み切れると考えました。


また、施設充実が進んだ場合に、大きなメリットを得られるのは、そもそも栗瀬裕太が支えたかった日本人選手たちではないだろうか。


というのも..現状のYBPを図で表すと

現時点のYBPでも、最低限の合宿が行える施設かもしれませんが、世界のトップになるためのベストな環境かと言うと、まだまだ差があるという認識をしています。


それは、コース環境だけでなく、付帯する施設も含めて。


YBPが目指すことは、世界で活躍する選手に、気持ちの面だけで世界トップになれというのはあまりに酷ではないかと思っております。もちろん選手たちは、自分が置かれた状況からベストを尽くすでしょうけれども、理想としては、環境も(バックアップする側も)世界レベルを目指すべきです。


そう考えた時に..


これからのYBPが

最高レベルの環境との差を「自力だけ」で埋めていく場合

便宜上ですが、自力で目指した場合は、こうした成長角度になると仮定したとして、


最高レベルの環境との差を「サポートを受けて」埋めていく場合


理想としては、このような成長を目指す必要があります。


この2つを比較するまでもないかもしれませんが、サポートを受けることで、成長角度を上げる。


理想の環境に向けて加速することが必要ではないか。と判断したわけです。


比較図(YBPは、成長角度を上げていきたい)

改めて、整理が必要です。


YBPは、日本人選手のためにコースの充実度をUPさせたい。

(超理想を言うと、世界一を獲るための世界レベルの環境を目指したい)


北杜市は、東京五輪の事前合宿を成功させることで、市の賑わいの創出をしたい。

(スポーツを通した市民の盛り上がりを創出したい)


YBPとしては、招致に向けて動くことで、コースの充実度を(加速的に)UPさせることが出来、国内選手たちにとって、長い期間良い環境を提供できる。


北杜市としても、招致活動を通して、賑わいの創出という面で、好影響を得ることができる。


YBP PROJECTは、今回の合宿候補地を目指して北杜市と連携することで、ビジョンに近づきやすくなるのではないかと考えたわけです。


この流れを受け、YBP PROJECTは2017年6月から、北杜市より、2020東京オリンピック・パラリンピック事前合宿地誘致アドバイザーに委嘱されました。

http://www.info-ybp-project.com/posts/2510755


そして、さっそく来月に、問い合わせがあった海外チームの視察を受け入れする予定です。招致が成功するとまた成長へのギアを一段あげられるのではと期待しています。


引き続き、YBP PROJECTは、国内トップ選手たちのための世界レベルの環境構築を目指して邁進していきたいと考えています。


YBP 

ybp-project.com


YBP PROJECT

http://www.info-ybp-project.com/


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