YBP PROJECTにも当てはまる!?スタートアップにおける理想的なチーム構成「ハッカー・ハスラー・デザイナー」についての話。

YBP PROJECTにも当てはまる!?スタートアップにおける理想的なチーム構成「ハッカー・ハスラー・デザイナー」についての話。

(左から、私、栗瀬裕太、継松:YBPで撮影)


さて、理想的なチーム構成の話ですが、米国のシリコンバレーを中心に、スタートアップ企業(いわゆる創業したての伸び盛り企業)のチーム構成は「ハッカー・ハスラー・デザイナー」の3役で構成されていることが理想的だと言われています。


なんじゃ突然、こんな話を、と思われるかもしれませんが、続けます。


いわゆるIT(テック)系のスタートアップに当てはまるチーム構成かと思いますが、YBP PROJECTも、会社としての設立時は3名でのスタートでしたので、自分たちにもそれが当てはまるのかどうか考えたことがあります。(日本には「3人集まれば文殊の知恵」という言葉もありますよね。3人って大事なんでしょうかね。)


ちなみに、前提としてですが、YBP PROJECTはBMXやMTBを面白くするプロジェクトと銘打っており、楽しんだ分だけ日本代表のチカラになるを活動のコンセプトとしております、平たくいうと、BMXの普及や育成をやっている活動団体です。


普及・育成というと慈善事業に思われてしまうかもしれませんが、YBP PROJECTは、一般社団法人であり、法人です。いわゆる、普通の会社とほとんど変わりがありません。


一般社団法人は、普通の会社と同じく決算も行いますし、税金も収める必要があります。


YBP PROJECTも、普通の会社と同じように、企業としてビジネスをしなければならない組織(法人)である、と考えております。


そういった意味で、まだほとんどマーケット(市場)のない領域でビジネスをする(維持・継続・成長をしていく必要がある)ならば、YBP PROJECTも、新しい価値を生み出している育ち盛りの企業がやっていること、いわゆる、特にIT系のスタートアップ企業のように、そもそも世の中にない価値を創り出していく存在にならなければいけないと考えています。


どこかで、僕の頭の中には、YBP PROJECTは、スタートアップ企業であるとか、スポーツベンチャーであるという意識で組織運営をしています。


事業としては、これまでの延長上と言うよりは(どうしても先行事例が少ないので)世の中の人に求められるもの、受け入れられるものを、逆算して自分たちで創り出していく。いわゆる、自分たちでマーケットを創造しなければならないと思っています。そうしなければ、本質的な意味での、普及や育成が出来ないと思っています。


本質的な意味での、普及や育成を噛み砕くと..


YBP PROJECTの活動のコンセプト

『楽しんだ分だけ、日本代表のチカラになる』


言い換えると


『YBP PROJECT が、世の中の方々に楽しむきっかけ(YBPの施設運営での体験、イベントでの体験、視聴体験)を創造し、そこでマーケットを大きくすることで、そこで生み出した収益から、YBPの維持・運営や、選手育成に繋がることをやり、日本代表選手たちのチカラになっていく。』ということが活動のコンセプトであり、すべての活動内容のベースになっています。


栗瀬裕太は、最初は、トップ選手のためのYBPの施設を造成しました。そこからYBP PROJECTとしてビジョンを策定しました。YBPの維持運営(特にプロ向けコース)は、当然、前提にあることで、維持することがそのまま育成にも繋がること。で、それを活動のベースに持ちつつ、YBPやYBP PROJECTの活動を通して、多くの方に楽しんでもらうことをやって、普及や育成を定着させていく必要があります。


YBP PROJECTは普及・育成に繋がることをしながらビジネスするという組織です。


形式としては、普通の会社だと思いますが、あえてYBP PROJECTのことを表現すると、ビジョンや活動のコンセプトに、とことんこだわったビジョン型の組織(法人)ではないかと感じています。

(YBP PROJECTのVISION & ACTION PLAN http://www.info-ybp-project.com/pages/10665/PROJECT


と、前置きが長くなりましたが、、


冒頭で触れたスタートアップの理想的なチーム構成についてですが「ハッカー・ハスラー・デザイナー」の3役で構成されていることが理想的だと言われいる話ですが、


テック系(IT系)企業においての「ハッカー・ハスラー・デザイナー」は

「ハッカー」は、コードを書いて、プロダクト開発ができる人。

「ハスラー」は、ビジネスモデルを考える人、人を巻き込み、会社を大きくする人、資金調達を担当する人。

「デザイナー」は、サービスをわかりやすく、信頼性のあるものにデザインできる人のことです。


これをYBP PROJECTに当てはめると..

ハッカー的な役割は、まぎれもなくYBPを造成していた栗瀬ですね。

ハスラー的な役割、私の役割に入ります。

デザイナー的な役割は、映像担当の継松が当てはまります。YBP PROJECTというのは、何かのプロダクトというよりは、体験(コースでの体験、イベントでの体験等、映像などでの視聴体験)を提供するケースが多いので、いわゆる映像も一つのコミュニケーションのデザインと置き換えると、確かに継松がデザイナー的な役割です。


YBP PROJECTは、最初から、こうした理想的な役割を担えるメンバーを集めることを意識して集まったわけではなく、こちらの記事 ”元ライダーでもないアナタが、どうしてBMX競技施設の「YBP」に関わったの?” でも触れましたが、栗瀬裕太の考えていること。いわゆる「YBP」のビジョンにワクワクしたから、この3人でスタートしたのですが、


結果的に(いわゆる結果論ではありますが)理想的なスタートアップのチーム構成である「ハッカー・ハスラー・デザイナー」のような立ち位置の人間が、YBP PROJECTには存在していたことになります。


もちろん明確な役割分担というよりは、それぞれの得意分野にて出来ることをフレキシブルに対応していますが、ざっくりと切り分けると、理想的に近い形なのかもしれないとも感じます。


まだまだ成長途上のYBP PROJECTですが『楽しんだ分だけ、日本代表のチカラになる』を活動のコンセプトに、張り切って活動してまいります。

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