最近は、メディア取材が圧倒的に増えました。
自戒を込めて、このタイミングのうちに、この「現在のボーナス期間」についてのテーマで、記事を書いておきたいと思います。
(Photo by Motoyohsi Yamanaka @YBP GAMES)
ここ最近、YBP PROJECTへのメディア取材が、これまでに比べ、圧倒的に増えました。
取材の理由としては、BMX FreeStyle Park(フリースタイル・パーク)が東京五輪の追加種目になったこと。それからYBPが、五輪種目であるBMXレースの海外チームの事前合宿の候補地となったことなどからです。
どれくらいすごい数かと言うと、毎週数件、民放のメディアや地方局のテレビや新聞メディアから、直接の取材や、YBP PROJECTの持つ映像素材提供に関しての連絡を頂戴している状態です。
そのため、今年の6月から今までの2ヶ月半くらいは、1週間のうち、数時間から数日?はメディア対応に時間を費やしています。
こうしてメディアに取り上げて頂けることは非常にありがたいことです。BMX競技の普及に繋がることと信じて、張り切っています。
ただ、非常にありがたいことである一方(たくさんメディアに取り上げられて、ウェイ!って言いたくなる気持ちは抑えつつ、、)頭の片隅では、現在は、YBP PROJECT(及びBMX競技)は「ボーナス期間」であることをしっかりと見極めることが重要であると感じています。
つまりどういうことかというと、今の状態とは、こうだと思っています。
真のコンテンツ力が、膨張して、コンテンツ力があるように見えている状態。
野球やサッカーなどのメジャースポーツというのは、年間を通じて情報が求められているスポーツコンテンツ(つまり情報ニーズがあるコンテンツ)なのに対して、YBP PROJECTで関わるBMXは、今までは、めったにメディアに取り上げられないスポーツでした。
でも、五輪の新種目となった瞬間に、一気にメディアに取り上げらています。
それは、なぜかというと、メディアというものは、性質上、NEWS(ニュース)であって、新しい情報、新種性のある情報が取り上げられる傾向があります。
真のコンテンツ力に+(プラス)して、五輪の新種目 というボーナスがついている状態です。
逆にいえば、こうした五輪の新種目とならなかった状態で、どのくらいのコンテンツ力があったのか。新種目の追加前の状態はどうであったのか、ちゃんと覚えておく必要があると思っています。
(僕の内心は、BMXは、最高に面白い競技!と思ってますし、だからこそ、今でもどっぷりと浸かっております。が、これまでは、なかなか振り向いてもらえなかったのも現実と思ってます。)
野球やサッカーなどのように、一定数の方からの情報ニーズがあるスポーツ競技のコンテンツ力と、新種性があるからニュース的に取り上げられやすいスポーツ競技のコンテンツ力を、同列に見てはいけないと思っています。
そのまま上の図で比較すると
(今は、こういう状態。円の大きさを野球・サッカーにすると、この図よりも、もっと大きく面積の差が出てしまうと思いますが、便宜上ということでお許しください。)
今のうちに考える必要があるのは、現在の、五輪新たに追加された種目という新種性がなくなった時期に、どういう状態であるべきか。
新種目への追加が偶発的な要素で、ラッキー要素だと思います。このチャンスを活かしつつも、真の実力をUPさせるために、YBP PROJECTが提供できる事は何か、コツコツと目の前のコンテンツ力の強化を意識していきたいと思っています。
真の実力がUPした状態というのは、どういう状態かというと、それを測る大きな指標としては、チケットが売れる競技になることと捉えてます。
メジャースポーツのように、この競技を観戦したいからチケットを買う方がたくさんいる状態。
例えば、日本で人気なプロ野球の場合は、年間合計143試合あって、12球団がそれぞれ対戦して1日で6試合づつ各地で行われてますが、
BMXも、いつか、新しい五輪種目のスポーツだからメディアに取り上げられるのではなく、日常から多くの方に情報ニーズがある状態。個人的に思うのは、チケットも売れて、日常的に情報ニーズがある状態。それこそが、コンテンツ力がある競技の状態であり、YBP PROJECTが目指すところではないかと思っています。
そんな未来を描きつつ、何をしていくべきなのか。しっかりと足元を見つつ、コツコツと、今、自分たちに出来ることをカタチにしていきたいと思っています。
もう一度、念のため書いておきます。僕は、BMX最高って思ってます。以上です。
0コメント